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弁護士による過払い金返還請求@東京

Q&A

過払い金返還請求をしたらローンが組めなくなりますか?

  • 文責:所長 弁護士 石井浩一
  • 最終更新日:2022年6月6日

1 ローンを組めない場合とは

ローンを組もうとしても信用状態が悪く、ローンを組めないということがあります。

信用状態が悪いケースとして、いわゆるブラックリストに登録されている状態というものがありますが、典型的にはクレジットカードの返済が滞る等、借金の返済に問題が生じると信用情報機関に登録され、ブラックリストに載っている状態ということになってしまいます。

2 過払い金返還請求は信用情報に登録されるのか

過払い金返還請求は、たしかに借金をしたことがきっかけで生じるものですが、借金の返済ができないという種類のものではありません。

すでに完済している状態で、過払い金返還請求を行ったとしても信用情報の問題にはなりませんので、返還請求したことが理由でローンを組めなくなるといったことにはなりません。

3 支払が残っている状態の場合は注意が必要

一方で、まだ支払が残っている状態で過払い金の請求を行う場合は注意が必要です。

まず、過払い金の請求をした結果、残っていた借金が無くなり、相手方から過払い金が戻ってきたという場合であれば、借金は無かったということになるので、最終的に信用情報に登録されることはありません(ただし、結論が出るまでの間は登録される可能性があります。)。

しかし、過払い金返還請求をしても借金が減るだけで、無くなりはしなかったというようなケースですと、それは一種の債務整理をしたという扱いになってしまうことから、信用情報に登録されることになります。

そのため、これを理由として以後ローンを組めなくなるということがあり得ます。

4 まとめ

以上のとおり、すでに完済している借金について過払い金返還請求をする場合は、信用情報について懸念する必要はありません。

支払が残っている借金について過払い金返還請求をする場合の信用情報については、結果の見通しも大事になってきますので、信用情報を気にされる場合は事前に弁護士によく相談することが大事になってくるでしょう。

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